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ゲーム諸々雑多

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Dragonfall メタイベントの回り方 前編

Olmakhan√ばかりをぼんやりと理解しないまま回っていたDragonfallですが、どうせならちゃんと回りたいし、ということでガイドを見ることに。で、ついでに日本語資料も作っちゃえみたいな感じ。
今回、文章量が嵩んだせいか途中からろくに入力できないという壁に衝突したため、一度前後編に分けることにしました。そのうち他のプラットフォームでこれだーというものがあればそちらにまとめて移植しようと思います。その時に目次とかリンクとかつけようと思ってます。
図もその時増やせればなーって感じ。目指せDulfy。

Living World Season 4 のネタバレを含みます
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「ゲーム」という「体験」 / What Remains of Edith Finch(フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと)

Steamウィンターセールがやってきました。
色々勧めたいゲームはあるんですが、とりあえずこれだけはやってほしいというゲームが一本あるので、それについてお話をします。
(本来の発音及びゲーム内で聞こえる印象としてもEdithはおそらくイーディスと読むべきですが、ストアページ等での公式的な訳がエディスの為、今回はそちらに則ります)

What Remains of Edith Finch(邦題:フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと)

分類としてはウォーキングシミュレーターとなる、言わばメインストリームからは少々離れたゲームではあります。
しかしながら、ちょっとゲーム系メディアを気にしている、という人であったら、昨年はちらほらと名前を伺ったこともあるんじゃないでしょうか。
このゲームは、The Game Awards2017等といった著名な賞の数々を貰った作品です。
自身もこのゲーム自体は以前から知っていたし、幼少期にMystやURUをプレイした経験などから、とても興味の惹かれるタイトルではありました。ただ、きっかけがなかった。それだけです。
それだけの理由でこの名作を放っておいたということになるわけですが、現に知ることができ、体験することが出来ました。それでいいと思います。
このゲームは、ゲームの進行としては原則的に一本道です。プレイヤーの意思が介入する部分は少なく、有り体に言ってしまえば、プレイできる映画・ドラマ、そういった具合でしょう。
しかしながら、これは確実にゲームであり、素晴らしい体験であることを約束します。
これは、ゲームでしか成しえなかった表現の極致のひとつではないかと、わたしは思っています。
だから、そのきっかけを与えたくて、この文章を書き起こしました。

まずこのゲームの目的からお話ししましょう。

プレイヤーは、フィンチ家の末裔である17歳の少女"Edith Finch"として、幼少期を過ごしたフィンチ家の屋敷を訪れることになります。
What Remains of Edith Finch、エディス・フィンチに何が残されたのか? それを辿る為、しばらくぶりに帰ってきた屋敷で何かが起きる……というわけではなく、フィンチ家の人々が遺したものに触れて、その最期を追体験することになります。

フィンチ家には様々な人々がいます。写真家、怪物を恐れて隠れた人、子役スター、或いはとても若いうちに命を落としてしまった人。
彼らの、彼女たちの最後に遺したメッセージに触れ、当人としてその最期を観て、手帳に残し、話が進んでいきます。

このゲームのインターフェイスは非常に最低限なものです。
操作説明がほとんど出ない代わりに、いわば直感的な操作で進めることができます。
自分はマウス+キーボードでプレイをしましたが、直感的、という意味ではコントローラーを推奨するべきなのかな?という気もします。いずれにせよ、馴染みのある手段を用いるべきでしょう。

あまりスクリーンショットを出すのも憚れるかなと思い張らないつもりでいたんですが、まあこれくらいは張るべきかなと思い張ります。

このように、字幕はインターフェイスとしてではなく、オブジェクトとして出現します。
Gifでも撮れればよかったけど、敢えてなしということで、これらは自然に現れ、自然に散り、このゲームの世界を邪魔することなくプレイヤーに必要な情報を訴えてきます。

先ほど操作方法の話を取り上げ、繰り返す形になりますが、操作方法の説明は基本ありません。
手探りで模索して進むことになり、それによって何かを失敗して、というケースことはおおむねありません。何度も繰り返してやり直すことが出来る壁が幾らかあったりはしますが、難しい、と言えるような操作はないでしょう。

しかしながら、このゲームの操作には一貫性がありません。
というと粗悪なゲームデザインでは?と思ってしまいますが、そういうことではないです。
いわば、フィンチ家の人々の遺品はインスタンスのようなもので、遺品に触れて、その最期を演じることになり、そして、その状況それぞれにふさわしい操作方法に切り替わる、という形になります。

例えば、シャッターのボタンを押す。ブランコを前後に揺らす。そういった操作が、それぞれの"最期"に合わせて切り替わっていきます。

すべての事象、最期に合わせて、相応しい表現と、相応しい介入のさせ方、それを適切に選んでいるのがこのゲームです。

このゲームの全体を通してのプレイ時間は概ね2時間程です。
つまり、最初から通してプレイして、おおよそ映画一本分くらいで終了します。
ゲームとして考えると少々、という気はしますが、映画一本観るのに1000円と考えたら安いんじゃないかと思います。もちろん、今は配信形態が色々増えてるし、映画一本に1000円も費やさない時代ではあると思います。なんなら1000円があれば、30日間Netflixが契約できます。
しかしながら、そんな現代においても「映画館で映画を観る」という文化は息づいていますし、それには自宅で配信サービスを用いるよりも多くの金を費やすことになるでしょう。
それは、"その映画を観る"、という行為に相応しい手段が、"映画館で観る"、ということに他ならないとわたしは考えます。
そして、"エディス・フィンチが見るフィンチ家の人々の最期にまつわる物語"、という行為に相応しい手段が、"What Remains of Edith Finchと言うゲームとしてプレイする"ということだと、わたしは考えています。

もちろん、それぞれの最期を順番に短編のエピソードとしてまとめ上げた映像作品として公開することもできたでしょう。
しかしながら、このゲームでは、それぞれの最期を"観る"のではなく、"体験する"ということになります。
そこが、それだけにみえるけれども、本当に、重要な部分なんです。
このゲームは、"体験する"という、ゲームとして原始的な部分を取り上げ、ストーリーテリングとしてそれぞれに相応しい手段を用いて、素敵な体験に仕上げたものとして、これ以上ない程の素晴らしい完成品だとわたしは考えます。

一本道である以上操作に個人差があまり多く出るわけではないですが、もちろんトロフィーの要素もあり、インタラクティブなゲームとしての側面は十二分にあります。
プレイ後の感想としては映画を一本見終えたような感覚が近いと感じますが、やはり確実に、ゲームである、と感じさせる部分があります。
ゲームであり、少しゲームとはかけ離れた映画のような雰囲気を持ち、それでいて、根幹からゲームとして作られたゲームである、と思います。

もし少しでも関心を持ったならば、どうか一度触れて、体験してみてほしい。そう願います。
What Remains of Edith Finch/フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたことはPC(Steam)及びPS4にて2000円前後でDL販売中です。Steamでは執筆時現在セール中が行われており、990円で購入することができます。

Steamストアページ
PSStoreストアページ

れぶなん子とBeen there,done that. 7 Brisban Wildlands~Kessex Hills

またかなり間が空いてしまった気がします。
PC壊れてたりモチベが戻らなかったり。でも最近はちょっと戻ってきたので次の更新は早いかもしれません。

Maguuma Jungle - Blisban Wildlands

Silverwastes等に向かう際通過はするんですがなかなか埋める機会がなかったマップです。
スクリットの集落なんかが印象的ですね。BanditとかInquestとかも蔓延っててあんま治安のいい地域とは言えなさそう。
GroveからもRataからも程々の距離でちょうどいいんでしょうか。

しかしこの辺りまでMordremothの魔の手が忍び寄っているのは少々不安です。
まあMordremothは倒されてしまいましたが。


Kryta - Kessex Hills

途中、頭のなかでBloodtide Coastと混濁してしまって面倒臭がってたんですが全然そんなことありませんでした。
BlisbanWildlandsは結構滞りつつ進んでたんですが(実はPC修理前から進めてた)、こちらは2,3日程度で終了しています。

Fort Salmaだとか、色んな所に基地みたいなのがあるのが印象的。南東の方にある港町のようなところがお気に入りです。

この辺りがだいぶきれいに埋まってきたので、次はそのままLion's Arch周辺を攻めようかと思っています。

Karka Queenが出るあの場所が後回しになりますが、このまま順番に東から埋めていければなあと思っています。でもAscalonの方もあるので悩ましいですね。
Fields of ruinsなんかはほぼ行ったことがないレベルなので興味もあります。
        
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